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新聞記者

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夢を叶えた人にインタビュー

沖縄タイムス社 平島夏実さん

沖縄タイムス社

― 新聞記者を目指したキッカケを教えて下さい ―

自分で実際に見て確かめたい!

学生の頃、じっと机に座っているよりも自分で行動する方が好きだったんです。ある程度単位が取れたらどんどん外に出て色々なものを自分の目で見て、体験していました。写真展、講演会、農作業・・・。そんな時、こんなにもの多くの人達が自分の知らないところで様々なことをしていると知って、感激しました。それを誰かに伝えたくて記者になりました。

私は埼玉県出身なんですが、沖縄の記者を目指した理由は、「私の中の沖縄」の”イメージと現実”のギャップが大きかったからです。そういったものがあるってことは、自分なりの視点で面白い記事が書けると思いました。

― 新聞記者の一日ってどんな感じすか? ―

スケジュールは実に日によってバラバラです。その日その日の取材依頼に合わせてスケジュールは変わります。10時から18時までは主に取材をしたり、県庁で会議の内容について話を聞いたりします。18時からは会社に戻り、記事の作成ですね。校正や確認をだいたい21時頃までしています。でも、何か急な問題(ニュース)があった場合には県幹部からコメントを取りに行ったり、議会に話を聞きに行ったりとやるべきことが増えるので、帰宅時間が遅くなってしまうこともあります。

新聞記者のスケジュール

― 新聞記者の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。―

初対面の人に「あなただったんですね」と言ってもらえたとき

自分の視点でその人ならではの記事を書いた場合には、記事に自分の名前が入るんです。逆にどこかで既に発表されたものであれば、名前は入りません。
例えば、名前だけは新聞で見て知っているけれど、実際は会ったことがないということはよくあります。でも、以前「良い記事を書いてるねー」ってずっと思ってくれていた方が名刺交換した時に「あなただったんですね!」と言ってくださったことがあったんです。これは嬉しかったですね!
あと、記事を書いた影響で行政が動いてくれたことも嬉しかったです。不発弾処理についての記事だったんですけど、記事の影響でそのマニュアル自体が改定されたんです。それはもう、やりがいを感じましたね!

大変なことは、取材相手との人間関係をつくること。記事を書くよりもまず先に、どれだけの情報を得ることが出来るかが大切なので。信頼していないと深いことまで話してもらえないと思うので、人間関係は取材する上で重要だと言えますね。

― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―

様々な分野を楽しんでいきたい。

「この分野の話ならこの人に聞こう」と言われるようになれたらと思います。自分のフィールドを見つけられるように、まずはどんな分野の取材も楽しんでみたいと思います。
実際、楽しめているかと聞かれると、そう上手くはいかないんですけど、でも絶対それは無駄ではない。どっかに必ず発見があると信じて過ごしていますね。

沖縄タイムス社 平島夏実の写真

― 新聞記者をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―

自分らしさを大切にすること

「あなたらしさ」がきっと大きなエネルギーになります。見たり、聞いたり、触ったり、嗅いだり、味わったり。そのとき「へえ!」と思ったらきっとそれはニュースです。「伝える」前に、「感じる」アンテナをビンビンに立ててみて下さいね。

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