福祉・健康・スポーツ系
介護福祉士
介護には、正解もなければ終わりもない!
夢を叶えた人にインタビュー
デイサービスセンター楽 武藤 奈津美さん

はじめは人ではなく、動物の方に興味があった!
実は学生の頃は動物介護士になりたかったんです。しかし地元の近くに専門学校がなく、当時の担任の先生に「動物が無理なら人間はどうだ?」と言われ、たまたま近くにあった介護福祉士の専門学校に行ってみたんです。そこで出会った人に影響を受け、本格的に介護福祉士を目指しました。
その影響を受けた人は、ボランティア先で出会った身体障害者の方でした。毎日その方の家に遊びに行っている内に「人への介護」に目覚めましたね。介護って体の不自由なところやできないことを私たちが手助けをするんですが、やってあげるだけじゃなくて、相手から貰うものもすごく大きかったんです。
「介護はお互い様なんだ」って気付いてからは、介護の仕事について学ぶことが有意義になりました。
利用者さんとのコミュニケーションや余暇の対応をしながらのお仕事です。
朝9時前に利用者さんのお迎えをします。朝は利用者さんの健康チェックから始まります。それからお昼時間までの間、それぞれの個別活動の対応をします。お昼ご飯の後はトイレや歯ブラシの介助や、起きている方の余暇の対応ですね。その人の趣味を楽しむ時間で、内容は人それぞれです。手工芸や習字、折り紙、塗り絵などその人に合わせて介助をしたり、コミュニケーションをとったりします。
14時から機能訓練のための体操やマッサージを行い、その後入浴やリラクゼーション、季節のイベントに合わせたレクリエーションをします。15時はおやつタイム。そのあと帰りの会で脳トレーニングも兼ねたゲームをしたり歌を歌って利用者さんを送り出します。
利用者さんを送り出した後は、施設内を掃除し、一日の記録をとります。その日の反省をし、翌日の準備を終えたら17時半に業務終了です。

大変なことも向き合うことでやりがいに繋がる
この仕事ならではのやりがいは、いろんな世代の人から自分の知らないことを教えてもらえることですね。それは知識だったり、知恵だったり、経験だったりと様々です。本当にいろいろなことに気づかされますよ。
私たちは利用者さんの手足となり、動作や移動の手助けをします。そして利用者さんからはそれ以外の気持ちの面ですごく支えられています。多分この仕事をしている人はそれがないとやっていけないかもしれません。
もし腹が立つことがあったとしても、ちょっとした時に「ありがとうねー」という一言で帳消しになります(笑)
逆に大変さで言うと、介護においてのジレンマがあります。介護施設では、一人一人に合った介護や時間の使い方がなかなか出来ないので、利用者さんに対して申し訳なさを感じる部分も大きいです。それに自分は一生懸命にやっていても相手を置いてけぼりにしてしまっては結局自己満足となってしまいます。人と人とのコミュニケーションなのでその辺はしっかり利用者さんと向き合うことを大事にしています。
ケアマネージャーの資格をとります!
私は介護職の仕事を10年以上していますが、介護福祉士としてできる限界があるので、もっとトータルで利用者さんと関われる資格、知識を身につけたいです。知識がないと何かあった時に相談にのれない、対応できないので、ケアマネージャーの資格を取ってステップアップしたいですね。
そして将来的には、昔からの夢でもある「看護師」の資格も取って健康面からもサポート出来たらいいな、と思っています。

好き・嫌いはあってもいい。
この職を目指している人に言いたいのは、自分とも相手ともしっかり向き合おう!ということですね。自分にも相手にも良いところもあれば、悪いところもあります。好き・嫌いはあってもいいです。嫌いでもしっかり向き合うことが大切なんです。そうしていく内に自分の間口が広がり、いろんなことが見えてきますよ!
あとは、体を鍛える(笑)これも大事ですね!