教育・保育・語学系
フリースクール職員(NPO)
豊かになれる、僕の大切な場所
夢を叶えた人にインタビュー
NPO法人珊瑚舎スコーレ 松田浩史さん
新しい学びの場に巡り合えた
私は琉球大学の教育学部で勉強していました。その時の大学の先輩から紹介してもらったのが、今の職場でした。ここで二年間働かせてもらい、卒業後に県外にある大きな私立高校で4年間働きました。その時に、もっと一人一人との関係を強く持ちたい、一人一人の顔を見て、一緒に授業を作り上げたいと思うようにました。大学生の時に働いていたときに、職場にテレビの取材が入ったことがあって、そのDVDを誰もいなくなった学校の視聴覚室でよく見ていましたね(笑)。大所帯の現場で働かせてもらった経験があったからこそ、自分がやりたい道を見つけられて、色んな学びの場にアンテナを張っていたからこそ、自分が豊かになれる場所を選ぶことができました。皆さんも、色々なことに興味を持ってみてくださいね。
夜間学校にも、もっとがっつり関わっていきたい
8時30分に出勤して、授業や、授業準備を午前中にやって、12時から1時はお昼休憩です。午後は授業含め事務作業、行事準備などもおこなっていきます。17時半に私の業務は終了しますが、18時からは夜間中学校の時間です。夜間学校の生徒は沖縄戦や戦後の混乱・貧困で学校に通えなかった方々が中心です。そういった生徒たち一人一人の半生を聞き書きする活動を10年間続けています。生徒たちのお話や学ぶ姿勢は『人はなぜ学ぶのか』『学校とは何か』という問いを投げかけます。私は今年度は授業を担当していませんが、毎日夜間中学校の生徒たちからパワーをもらっています。

一緒に組み立てていくこと
授業を組み立てるのは難しいですね。生徒一人一人の学習の進捗はもちろん違いますから、スムーズにいくことはないです。でもそれが楽しいところで。例えば掛け算が苦手な子がいれば、皆でどうやったら覚えられるか考えるという授業を持ったりします。生徒はそうやって色々な価値観を知って成長し、その成長を見れると僕もすごく嬉しく思います。大変に見えるようなこともみんなでの乗り越える成長の種なので、大変だとは感じないですね。
学びの場は、一つじゃない。
私達はいまNPO法人として活動していますが、いつかは学校法人の学校にしたいと思っているんです。ここで一生懸命勉強している生徒がきちんと評価を受けることを望んでいます。学校にも公立・私立があるように、こういった学校も生徒が普通に選択できるような社会づくり、仕組みづくりを目指しています。国会では、多様な学び場に通う子供たちの学習権を保証しようとする法整備が審議されています。一人一人が納得いく自分や場を作っていける、そんな学校づくりを進めていきたいと考えています。
アンテナをはってみること
僕は先輩の紹介でこういった職業があることを教えてもらって、今があります。
皆さんの周りにはきっと面白い事や、面白い大人がたくさんいます。自分で、探してみてくださいね!